保湿成分の一覧とそれぞれの効果~乾燥肌・敏感肌のケアにおすすめ~

乾燥肌 敏感肌 保湿成分
美容ライター コスメコンシェルジュ上村 理恵子 ♥この記事を書いた人:上村 理恵子
某通販でバイヤーをしながら化粧品の企画開発を担当。カタログのコピーライト始めディレクションを手掛け、その内容は多岐に渡る。広告内容やイメージに惑わされず、正しい情報を見極めるため、様々な化粧品に触れ、日々勉強。化粧品業界は日進月歩、そのスピードに負けずについていきます。得意分野はスキンケアの中でもスポット系。お悩み商材マニア。化粧品検定1級。コスメコンシェルジュ取得。上村 理恵子Instagram

お肌はいつからでも変われるをコンセプトに美容情報をお届けしています、りびはだ(Re・美肌)です。

この記事はこんなあなたにおすすめ!

  • 冬だけではなく、季節の変わり目も粉を吹いたような症状が見られる
  • 化粧ノリが悪く、肌のくすみも感じている
  • 洗顔後、すぐにお手入れをしないと肌が突っ張る
  • 肌の乾燥以外にも他の肌悩みがある

乾燥肌や敏感肌が気になる方におすすめの保湿成分。さまざまな保湿成分がありますが、いったい何が保湿成分なのか?どんな効果があるのか?といった疑問を解決するために、保湿成分を一覧にまとめました。

 

それぞれの効果や役割を解説しているので、顔用の保湿化粧品はもちろん、ボディクリームやハンドクリームを選ぶときの参考にしてみてくださいね。

目 次(読みたい項目をclickしてください)


保湿成分とその効果一覧~乾燥肌・敏感肌のケアに~

乾燥肌 敏感肌 保湿成分

お肌の乾燥は、小じわを誘引するだけではなく、お肌のバリア機能を弱めてしまい、放っておくとどんどん悪化する一方です。

今回は成分の表示名称の代表例も記載(総称の場合)していますので、ご自身の好みや目的、お肌にぴったり合う保湿成分をぜひ選んでください。

上村恵美子

≪コンシェルジュ虎の巻≫“表示名称”ってなに?


“表示名称”とは、日本化粧品工業連合会が定めた化粧品の全成分表示に用いる成分の名称のことです。

今お使いの化粧品容器もしくは化粧箱をご覧いただきますと、配合されている全ての成分が記載されています。その表示されている名称のことを指します。

※容器記載は薬機法により表記文字サイズのポイント数制限がございますので、必ずしも記載されているわけではありません。

アミノ酸

乾燥肌 敏感肌 保湿成分
△肌を外的刺激から守る天然保湿因子NMF

<表示名称の代表例>アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・グリシン・グルタミン酸・セリン・チロシン・バリン・ヒドロキシプロリン・プロリン・リシンなど
 

<性質>アミノ酸とは、お肌の天然保湿因子NMFの主成分であり、タンパク質のもとになっている成分です。代表成分はいすれも保湿効果が高いため、基礎化粧品などに配合されています。


なお、アミノ酸が数十個繋がったものをペプチド、100個以上のアミノ酸が繋がったものはタンパク質と呼びます。


<肌悩み>深刻な乾燥肌・所謂、敏感肌

アロエエキス

乾燥肌 敏感肌 アロエエキス

<性質>ユリ科植物のキダチアロエまたはアロエベラの葉から抽出、あるいは葉から得られた液汁から作られたエキスです。粘液質で保湿効果に優れています。他の保湿成分との組み合わせで相乗効果を得られるため、単独配合よりも組み合わせ配合が適しています。


アロエエキスの液汁粉末は水分を含むとゲル化する性質であることから、優しい感触のスクラブ効果を得ることができます。


<肌悩み>ターンオーバーの乱れ

アーモンド油

乾燥肌 敏感肌 アーモンド油

<性質>バラ科植物アーモンドの種子から採取して得る植物オイルです。主にオレイン酸やリノール酸で構成されており、オリーブ果実油より比較的酸化安定性が高いと考えられています。


皮膚を柔軟にする働きがあり、皮膚との親和性が高く、角質層からの水分蒸発を防ぎます。


<肌悩み>皮膚のゴワつき

エラスチン

エラスチン 乾燥肌 敏感肌
△真皮にも存在しているエラスチン

<表示名称>加水分解エラスチン


<性質>動物由来のエラスチンやマリン系エラスチンなど種類は多数ありますが、加水分解をして化粧品成分として配合されています。


表皮では保湿成分として働き、水分を抱え込む性質があるため、お肌の潤いを持続させる効果があります。保湿力はセラミドよりも劣りますが、グリセリンよりは高く、湿度が低くなっても保湿効果を発揮します。


<肌悩み>キメの粗さ・ハリ、ツヤを失った肌

温泉水

乾燥肌 敏感肌 温泉水

<性質>地中から湧き出る泉水で、溶けだしている鉱物質がイオン化して存在し、1リットル中1グラム以上含んだものをいいます。精製水よりもミネラル分が豊富で保湿効果に優れています。


肌への効果としては、血行促進や古い角質の除去、皮膚を柔軟にするなどが明らかになっています。


<肌悩み>乾燥肌・荒れ性・ターンオーバーの乱れ・肌のゴワつき

キシリトール

<性質>糖類の一種で、サトウキビから得られます。食品などにもよく使われているポピュラーな成分です。水と結合して蒸発を抑制するため、特に保湿効果が高いと言われています。


グリセリンと並んで保湿剤として多数配合されており、ベタつきがないのも特徴の1つです。


<肌悩み>皮膚のゴワつき・肌の赤み・アトピー性皮膚炎

グリコシルトレハロース

<性質>グリセリンなどと同等の高い保湿効果があります。しっとりした使用感なのにベタつかず、皮膜感を体感できるような特異な感触を有していることが特徴です。


保湿効果以外にも、毛髪のキューティクルを損傷改善作用があるとも言われており、多数のヘアケア化粧品に配合されています。


<肌悩み>乾燥肌・傷んだ髪

グリシン

<性質>アミノ酸の一種で表皮角質層に存在しており、天然保湿因子(NMF)の主成分であるアミノ酸の構成成分でもあります。


天然保湿因子(NMF)の構成成分は約40%がアミノ酸で占めており、そのアミノ酸の組成は16種類のアミノ酸が含まれており、16種類の中でも2番目に多く占めているのがグリシンです。


<肌悩み>乾燥肌・色素沈着・シミ

グリセリン

<性質>無色のやや粘性のある液体で、水分を吸収します。


吸水性が高いことから様々な化粧品に配合されており、現在では化学合成の比率が高くなっている原料ですが、非常に安全性が高いことも認められているポピュラーな保湿原料として知られています。


<肌悩み>敏感肌・インナードライ

グルコース

乾燥肌 敏感肌 グルコース
△ミルフィーユ状のリン脂質

※3参照・画像引用元:BeautyMission Webサイト参照 http://cam.celbest.net/sp/lamellar/

<性質>キシリトール同様、糖類の一種です。


角質層の中には細胞間脂質が存在しており、水分と油から構成されている“リン脂質”が、ミルフィーユのように折り重なっています。これを“ラメラ構造”と言いますが、2005年のファンケルによって報告された資料によると、グルコースはラメラ構造形成を促進し、それによる肌保湿の効果が認められました。


<肌悩み>肌のゴワつき・    肌バリア機能の低下

コメヌカエキス

乾燥肌 敏感肌 コメヌカエキス

<性質>イネ科植物イネのコメヌカから抽出したエキスです。多糖類、アミノ酸類、ビタミン類や脂質類が含有されています。


保湿だけではなく、肌機能自体を活性化させる効果があるため、乾燥から肌を守り柔軟にする目的で、様々な化粧品に幅広く配合されています。


<肌悩み>ターンオーバーの乱れ・肌バリア機能の低下

コラーゲン

乾燥肌 敏感肌 コラーゲン

<表示名称の代表例>アテロコラーゲン、加水分解コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、水溶性コラーゲンなど


<性質>動物性でコラーゲンを抽出し分解、または改質した水溶液です。保湿効果に優れ、肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作るため、外的刺激から守ります。


『コラーゲン配合化粧品を使うと肌のコラーゲン量が増える』と思われがちですが、肌内部のコラーゲンと化粧品に配合されているコラーゲンは別物であり、肌内部のコラーゲンが増殖することはありません。

 

ただし、日々の紫外線対策やお手入れをきちんと行うことで、肌の潤いをキープし、結果として肌内部のコラーゲン減少を防止することは可能です。


<肌悩み>乾燥、肌バリア機能の低下

コンドロイチン

<表示名称の代表例>コンドロイチン硫酸Na


<性質>ヒアルロン酸と同じムコ多糖類の仲間で動植物の体内に存在し、ヒアルロン酸と並ぶ高い保湿力を持ちます。生体内の皮膚などに存在しているプロテオグリカン中に広く存在する水溶性高分子です。


肌のハリやうるおいを保ち、新陳代謝を活性化させる効果があります。


<肌悩み>目元など皮膚の薄い部分の小じわ、ターンオーバーの乱れ

サイタイエキス

サイタイエキス 乾燥肌 敏感肌
△肌を外的刺激から守る天然保湿因子NMF

<性質>馬などの動物由来の臍帯(へその緒)を酵素分解し抽出した液体です。
ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸、ヘパリンなどを含有しており、保湿以外にも細胞増殖、線維芽細胞とコラーゲンの合成促進など、様々な効果が明らかになっています。


<肌悩み>シワ、ハリや弾力のない肌

コスメコンシェルジュ 上村恵美子

《コンシェルジュ虎の巻》サイタイエキスとプラセンタエキスの違いって?


誤解されやすいのですが全く異なる成分です。“サイタイ”とはへその緒のことで、“プラセンタ”とは胎盤のことを指します。

その含有成分も効果も異なりますが、併用することで相乗的な線維芽細胞増殖効果が認められた研究報告があります。

※スノーデン㈱ 論文発表・学会発表 https://www.snowden.co.jp/treatise/index.html

ジグリセリン

<性質>2つのグリセリンを結合させた無力透明の粘性液体です。


かなり高い保湿効果があり、使用感はベタつかずしっとりします。また、長時間保湿が保たれるのも特徴です。その他、界面活性剤や樹脂原料の合成にも使用されます。


刺激性はほぼなく、毒性に関しても心配する必要はありません。非常に安全性の高い保湿成分となっています。


<肌悩み>深刻な乾燥肌・肌のゴワつき・アトピー性皮膚炎・敏感肌

セラミド

<表示名称の代表例>セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAPなど(全て改正名称)
※旧表示名称=セラミド2、セラミド3、セラミド5など。海外表記に合わせ英語表記に国内でも改正されていますが、まだ旧名称の数字表示が標準となっており、現在は英語表記と数字表記が入り混じっている状況です。

 

<性質>角質層が健康な状態を保つための重要なエモリエント成分で、天然保湿因子(NMF)と並んで乾燥から肌を守るために配合される高保湿成分です。


現在では様々な合成方法により人間の体内に存在する角層細胞間脂質と同じ型のセラミドが開発されています。一般的にはヒトセラミドやヒト型セラミドと呼んでいます。


<肌悩み>深刻な乾燥肌・肌バリア機能の低下

尿素

<性質>二酸化炭素とアンモニアを合成して作られた、無臭で無色~白色の結晶粉末です。


人体の汗や角質層の天然保湿因子(NMF)の中にも7%ほど含まれています。
軽度ではありますが殺菌作用があり、角質を柔軟にする効果があるため、スキンケア化粧品以外にもシャンプーやコンディショナーにも配合されることが多い成分です。


<肌悩み>ターンオーバーの乱れ・肌のゴワつき

濃グリセリン

<性質>通常のグリセリン濃度が約85%程度であるのに対し、濃グリセリンは95%以上となります。通常のグリセリンよりも高価であるため、純度を上げた精製をしていると誤解されやすいですが、実際には濃グリセリンを希釈したものが通常グリセリンであるため、濃グリセリンが高品位ということではありません。


<肌悩み>肌のゴワつき・肌バリア機能の低下

ハトムギ

乾燥肌 敏感肌 ハトムギ

<表示名称>ハトムギ種子エキス


<性質>イネ科植物ハトムギの実から抽出されたエキスです。含有成分は糖類、アミノ酸類などを含んでいます。またハトムギ種子は、漢方・薬剤としてはヨクイニンと呼ばれており、果皮のついたままのものをハトムギと呼んでいます。
民間では“イボ取り成分”として有名です。


<肌悩み>弱肌・色素沈着

※アレルギー性について

皮膚刺激はほとんどないと考えられていますが、安全性試験データの詳細がなくデータ不足のため、敢えて敏感肌の方への推奨を控えさせていただいております。

はちみつ

はちみつ 保湿成分

<性質>ミツバチが集めた花蜜を採取し不純物を除去して精製した、粘性のある液体です。

 

化粧品に配合されるはちみつは植物のはちみつとは異なり、アレルギーの原因となる不純物を除去し、脱臭・脱色・脱タンパクされたものを使用しています。


肌をなめらかにし、肌荒れを防止する作用があります。

 

<肌悩み>肌荒れ

ヒアルロン酸

乾燥肌 敏感肌 保湿成分 ヒアルロン酸

<表示名称>ヒアルロン酸Na


<性質>ヒアルロン酸分子の中に非常に多量の水分を含むことができ、その性質から強力な保湿成分として様々な仕様の原料として普及しています。乾燥から肌を守り、キメの整った肌を維持してくれます。また、その高い保湿効果から小じわを目立たなくしてくれます。


<肌悩み>深刻な乾燥肌。小じわ

ビオチン

乾燥肌 敏感肌 保湿成分 ビオチン

<性質>卵黄から発見されたビタミンB群の一種で、ビタミンHとも呼ばれています。人体のビオチンが欠乏するとエネルギー代謝や様々な生理機能が低下するため、一般的にはサプリメントなどで経口投与するイメージが強い成分ですが、アトピー性皮膚炎患者にビオチンを投与することで症状が緩和されたという報告があります。


<肌悩み>アトピー性皮膚炎・脂漏性皮膚炎

プラセンタ

<表示名称>プラセンタエキス


<性質>現在では豚や馬などの胎盤をきれいにして凍結させて保存したものを無菌的に抽出、精製したエキスです。精製方法により含まれる成分は違いがありますが、主な成分はアミノ酸やビタミン類が豊富に含まれています。


保湿以外にも細胞の活性化や美白効果を持っており、様々なエイジングケア化粧品に多く配合されています。


<肌悩み>シミ・くすみ・シワ

※現在のプラセンタエキスはアレルギーの原因となるような成分やホルモンは除去しており、安全で人体への影響がないように作られています。狂牛病(BSE)問題以降、現在では牛浦井のプラセンタエキスは使用されていません。

プロテオグリカン

プロテオグリカン 乾燥肌 敏感肌 保湿成分

△人体にも存在するプロテオグリカン

※画像引用元:フラコラ http://www.fracora.com/4secret/proteoglycan/type/

<表示名称>水溶性プロテオグリカン


<性質>コラーゲンやヒアルロン酸と同様に、保水性に優れ人体にも豊富に存在しています。肌へはハリや弾力、潤いを与える役割を担い、軟骨では衝衛作用により関節の動きをサポートします。


なおコラーゲンと同じく、肌内部のプロテオグリカンと同じ働きはしませんが、タルみやほうれい線の改善などのエビデンスがあります。


<肌悩み>シワ・タルみ・ほいれい線

ヨクイニン

ハトムギ

<表示名称>ヨクイニンエキス


<性質>イネ科のハトムギ果実から果皮と種子を除いたものをヨクイニンと呼び、果皮がついたままのものをハトムギと呼びます。


保湿以外に皮膚再生作用、消炎作用があるため、肌荒れを防ぎ潤いのある肌へ導きます。


古来からハトムギ同様、イボ取りの妙薬として幅広く知られています。


<肌悩み>肌荒れ・イボ

ライスパワーエキス№11

乾燥肌 敏感肌 保湿成分 ライスパワーエキス№11

※画像引用元:ライスパワーエキスpress! https://www.ricepowerexpress.com/ライスパワー種類/differenceofricepower/

<表示名称>ライスパワー№11、米エキス№11


<性質>米を麹菌や酵母、乳酸菌などの微生物によって発酵させ、さらに熟成し90日間かけて得られるエキスです。このエキスのこだわりは米を国産白米100%に限定していることでしょう。


表示名称にある№はライスパワーエキスの種類のことで現在製品化されているもので12種類あり、№11は2001年に厚労省から“皮膚の水分保持を改善する”効能が認められた医薬部外品の有効成分です。


<肌悩み>深刻な乾燥肌・肌バリアの機能低下・アトピー性皮膚炎・ハリや弾力のない肌

卵殻膜

乾燥肌 敏感肌 保湿成分 卵殻膜

※画像引用元:卵殻膜コスメ大全 http://glasssim.com/basic/

<表示名称>加水分解卵殻膜


<性質>ニワトリの卵殻膜を酸・アルカリまたは酵素によって加水分解して得られる水溶性の卵殻膜ペプチドのことです。


鶏卵と殻と白身の間にある0.07㎜の薄い膜であり、外部からの細菌の侵入を防ぐと同時に酸素を供給する酸素透過性を有しています。


<肌悩み>ハリや弾力のない肌・創傷

リピジュア

リピジュア 乾燥肌 敏感肌 保湿成分

<表示名称>ポリクオタニウウム‐51、ポリクオタニウム‐61


<性質>細胞膜を構成する成分であるリン脂質を結合させてつくった高分子の水溶性保湿剤(ポリマー)です。ヒアルロン酸の2倍の保湿性があり、水で流しても皮膚に残留する特性を示した試験データが存在しています。


51と61の違いは油溶性の性質があるかどうかの違いで、61は油溶性の性質を持っているため、水がほとんど含まれない口紅やファンデーションなどの化粧品にも配合されています。


<肌悩み>深刻な乾燥肌

ローヤルゼリー

<表示名称>ローヤルゼリーエキス


<性質>ミツバチの中の若い働きバチが分泌する女王蜂育成のための王乳から得られたエキスです。ビタミンBやアミノ酸を多量に含んでいます。


保湿効果だけではなく、皮膚細胞の活性作用があり、肌の保護や加齢に負けない肌をつくる目的の化粧品に配合されており、殺菌効果も認められています。


<肌悩み>ニキビ肌・ターンオーバー乱れ・シミ・小じわ

ワセリン

<性質>石油から血漿成分を抽出・精製して得られる半固形状物質です。同じく、石油から抽出・精製して得られる成分にミネラルオイルがありますが、違いは、ワセリンの剤型は半固形状で、ミネラルオイルは液体という部分であり、成分的には全く同じものです。


石油を原料にしていますが、肌に刺激のある不純物が取り除かれているため、低刺激で医薬品では軟膏の基材として使用されています。


<肌悩み>深刻な乾燥肌

まとめ

乾燥肌 敏感肌 保湿成分

いかがでしたでしょうか。

保湿成分とひとことで言っても、様々な原料であふれています。

肌保湿の最大の目的は、皮膚のコンデションを整えることであり、NMF機能の補強、バリア機能の水分蒸発抑制です。

記載した成分の詳細は、あくまでも原料としての特性に過ぎず、配合量や処方によって体感できる有用性は変わってきます。

今現在、皆さまお使いの化粧品の成分をご覧になってみてください。

研究者や開発者がどんな想いでその化粧品をつくったのか、想像してみるとまた違った視点で化粧品を見ることができるのではないでしょうか。

ご自身の肌悩みや、目的に合った化粧品に出会えますように、是非参考にしてみてくださいね。


《参考文献》
化粧品成分ガイド/第6版
Cosmetic‐Info.jp(https://www.cosmetic-info.jp/
化粧品成分オンライン(https://cosmetic-ingredients.org/

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